凡人日記

よろしゅう。

上京

ワクワクで止まらないのに、どこから寂しい。

毎年白河の自宅アパートに巣をつくるツバメも、

同じ気持ちだったのだろうか。

親への孝行は効果抜群。それ相応の代償が伴う。

親離れというのはそういうことだ。

弟と妹の笑い声が聞こえない。

父親のうるさい声も聞こえない。

母親の危なっかしいが頼れる存在も遠くにある。

そんな中、向かい風に逆らって頑張ること。

ただそれだけが、夢への道標なのだと思う。