今日は睡眠用に銀河鉄道999を流す。
欲に弱い人間をアレゴリックに描く最高の文学!
星の王子さまもそうだけど、
どうして人間の悪い部分をきれいに光る星に例え
てしまうのだろう、、、
なんて思ったりしたけど。
そういや悪い部分があった方が人間らしいし、
人間らしければらしいほど美しいのかな。
またスカウトされた!
2022年4件目!
どうせあれだろう!
別に顔がカッコイイからとかじゃなくて、
カモられやすそうな顔してるからだろう!
次からは冷やかしとみなします!
名刺はもらったけど!
TOHOシネマズ新宿で観た。
歌舞伎町へのこわいイメージが抜けないボクは、
リュックを大事に抱えて腰を丸めて、
腰を丸めて映画館まで歩く。
客席は公開からひと月経っても結構埋まってた。
庵野ブランドはやっぱりすごい。
OPからいきなりウルトラマンの前身番組『ウル
トラQ』のリメイク。ウルトラシリーズの定番と
なったタイトルロゴが渦巻く仕様もあの不気味な
bgmもボクが知ってる『ウルトラQ』そのまま。
これには思わずオタク大興奮。
続いて庵野らしさ全開テンポのよい作戦会議。
怪獣出現。ネロンガだ。
ネロンガは電気を捕食しそのエネルギーで
透明になって地上を移動する。
面影は残しつつよりスタイリッシュになってる。
このスケール感。
1966年は夢と希望に満ち溢れていたのだろう。
こちらは造形がかなり変わってた。
閉じた頭部をドリルのように使って地中を進む。
怪獣に無機物がくっついたシュルレアリスム。
このへんは成田亨リスペクトだろう。
効果音も怪獣(禍威獣)の鳴き声もそのまんま。
ウルトラマンオタクはただただ感動。
その狡猾さと気味の悪さが魅力的。
ここを切り取ってリメイクする庵野の気持ちも分
かるくらいにはキャラが強い異星人だ。
そしてなんといってもメフィラス星人。
山本耕史さんの演技も最高。
知性と強さを兼ね揃えた最大のライバル。
『私の好きな言葉です。』なんて汎用性高い口癖
も相まってとんでもなくキャラ立ってた。
高度経済成長真っ只中の1966年、
空想への憧れを現実にした『ウルトラマン』
この原作を今の世の中を踏まえて最大限にリメイ
クした庵野秀明にあっぱれだ。
ほんのちょっと
じわりじわりと
2019の雰囲気をとりもどしてきてる気がする
一度つけてしまったマスクは
なかなかはぎとれないかもしれないけど
あの夏のきらめきはもうすぐですね
カムチャツカの若者が
キリンの夢を見ているとき
メキシコの娘は
朝靄のなかでバスを待って
ニューヨークの少女が
微笑みながら寝がえりをうつとき
ローマの少女は
柱頭を染める朝日にウインクする
この地球では
いつもどこかで朝がはじまっている
ぼくらは朝をリレーするのだ
経度から経度へと
そうしていわば交替で地球を守る
眠る前のひととき耳をすますと
どこか遠くで目覚まし時計のベルが鳴ってる
それはあなたが送った朝を
誰かがしっかりと受け止めた証拠なのだ
オーストラリアやニュージーランドの人が太陽を浴びて寝に行くと、今度は中国やシベリアの人が太陽を浴びる。彼らも目を閉じて、今度はアフリカの、ヨーロッパの人が太陽の下踊る。踊り疲れて灯りを消す。それは必ず順番がきまっている。自分もそんな永遠に循環するにぎやかさの一部なんだ。なんて幸せことなんだろう。