凡人日記

よろしゅう。

シマウマ

今日は大学の専攻別ガイダンス。

コロナ禍も徐々に終わりへと向かってるのか、

完全対面方式で行われた。

ガイダンスの内容は理解しやすく、

ただ目の前に座る男の子と友達になれるかが、

すごく不安に思えた時間だった。

人間って不思議で思い切れば一瞬で変われる。

勇気をだして声をかけたらもうLINEが知らない人

でいっぱいになった。

高校時代友達が少なかったボクにとって、

本当に久々の光景だったと思う。

嬉しいなあとか思っていると、

ウカウカすんなよと神が鉄槌を下しやがった。

この間のダル絡み茶髪が(この蔑称だと自分も該当

するかもしれない泣)別の教室から入ってきた。

向こうから話しかけてきたクセに新歓で片割れと

共に俺を置いてけぼりにしようとした性格の悪い

ヤツだ。

なんか変な笑いが込み上げてきた。

演劇学専攻の男子の雰囲気は、動物に例えると

シマウマ🦓。ちょっと草食より。

そこにハイエナがやってきたのよ(笑)

ヤツは初対面の人の髪の毛をこねくり回す。

その標的が同じ肉食動物ならいいのだが、

優しい草食動物ならどうだろうか。

きっと怯えてしまう。

ボクはヤツをおびき寄せてしまった自分の迂闊さ

をひたすら悔やんだ。

自分だって被害者のくせに何故か『ごめんね』っ

て思い続けた。

 

一緒にご飯を食べた2人はすごく優しくて、

へんてこりんな髪色のボクがどう思われてるのか

が不安だった。

 

そのあとの履修登録の集いは3-5だった。

同じ目線で女子と話すのはだいぶ久しい。

あたしゃ方言女子というものが実際に存在して

ることにまず驚き、変な感じになってしまった笑

自分が情けない分、履修のことならお任せあれな

高知の青年がカッコよく見えた。

 

スポーツ推薦のヤツともわりと仲良くなった。

初対面で彼はとても謙虚そうに見えた。

ただとにかく女の子にLINEを聞きたがっていた。

俺はそんな彼に『好きにしろ』と言い放った。

結局彼は女の子のLINEゲットしまくり。

自分で『好きにしろ』とか言ったくせに『お前ず

るいぞ』なんて言葉が出る自分がイタすぎた。

ここがボクの行動力のなさ。

かくいう自分もシマウマなのだ。🦓