凡人日記

よろしゅう。

竹下通り

ひまなのでひとりで原宿にいった。

とく理由はないけれども、

いろんな若者の個性がぶつかり合うランウェイみ

たいでちょっと興味があったってだけだ。

たしかにすごい人がいっぱいだ。

ボクは田舎のダサメンズ。

スカウトなんてされないかなーとか思ったりして

ぷらぷら歩いていると、

若い女性が前に来て『すみませーん』って。

身構えていながらヘンに純粋少年感出す自分がダ

サすぎた。同時にちょっと嬉しかった。

でもそんなウマい話がある訳ないだろう。

だっさい格好した何も知らなそうな田舎民が

狙いうちされただけだ。

だってボクはまだ半ブスだ。

顔も中の中。性格は下の下。

スーパーハンサムになる努力をする日々の途中。

まだここじゃない。

むしろオーディションで玉砕するほうが、

たぶんボクの性に合う。

もっと思うようにいかない自分にムカつきたい。

ムカついて、強くなりたい。